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オカワカメの苗についての詳細
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オカワカメは他の植物には見られない、非常に強力な生命力を持つことが実証されます、
オカワカメの葉を、半分ほど地中に埋めておくと根が出て成長してゆく様子が見られます。
苗の状態から植え付けるには、
そのまま、庭土やプランターに植え付けてもよいのですが、
#元肥として、スコップ等で50cm程度の穴を掘り、堆肥を埋め込むか合成肥料を入れておくと、
当分の間、生育に必要な肥料とする事ができます。
本格的に栽培する時は、
元肥を鋤き込んだ土を20cm~30cmの高さの畝を作り、株間隔を50cm以上取るように植え付けます、
5月~6月の気温が25度程度に上昇してくると、
弦の伸びが活発になります、
#緑のカーテンとして利用する場合は、目的の方向へと弦を誘導しましょう。
#オカワカメの弦が、1m程度に伸びてきたら、生長点をカット(摘心)します、
摘心をすると、弦には横芽が次々と発生して伸びてきます、
横芽の弦も伸びてきたら摘心をすると連鎖的に横芽が発生して繁茂するようになります。
緑のカーテンとして利用する場合は、その方向や広さに応じて誘導すると良いでしょう、
葉の収穫を目的とする場合には、収穫しやすい高さや幅に誘導します。
オカワカメの弦は、季節や土壌で異なりますが、1日で1m以上伸びます、
早めに弦を誘導する揖保竹を組み合わせたり、きゅうりネットを張っておくようにします。
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オカワカメの葉は、生でジュースとして、又は15秒~30秒茹でて、すぐに冷水に取り上げ、
海藻のワカメと同じように、みそ汁、サラダ、あえ物、等の調理材として利用できます。
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オカワカメの弦が伸びてくると、弦のどの部分でも、挿し木をしておけば繁殖させる事ができます。
また、弦の細い部分は15秒~30秒茹でて、すぐに冷水に取り上げサラダ等の材料として美味しいです。
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オカワカメは、秋から初冬にかけて、弦にムカゴが多数発生します、
ムカゴは、冷暗所に保存しておけば、来年の春に地中に埋めれば新しい株として成長します。
ムカゴごはん・・としてお米とともに炊くと美味しいムカゴごはんが食べられます。
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オカワカメは、株が2年、3年以上経過すると種芋が大きくなり子芋を持つようになります、
種芋が大きくなってきたら、冬場では、そのまま保温対策をして越冬させると良いでしょう。
種芋も子芋も、ムカゴご飯のように炊いたり蒸したりして美味しく食べることができます。
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オカワカメには、種芋の他に主根と呼ばれる太く長い根が地中深く伸びてきます、
それは、自然薯と同じような性質を持っていますが、ゴボウのように真っすぐな長い根です。
これも、短くカットして種芋のように新しい株を生成することもできます。
もちろん、これも自然薯のように摩り下ろして美味しく食べることができます。
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オカワカメは、秋から初冬にかけて花が咲きます、種類によって花も異なるようですが、
当園のオカワカメ群では、真っ白な花がしだれ状に咲きました。
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以上のように、
非常に生命力の強い性質を持った、オカワカメですが、
その栄養成分も、研究者を驚かせる豊富な多種多様な栄養成分を持っている植物なのです。
オカワカメの栄養成分については、別のブログでご紹介して参ります。
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